スパイラル銀河(Fractal Spiral)

スパイラル銀河の完成図(カオスゲーム法で描画)

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ステップ 0〜5 の変化

完成図をちょうど囲む長方形(Step 0)に、3 個の写像をまとめて当てはめる操作(ハッチソン作用素 )を繰り返した図です。色は最初に当てはめた写像を表します。

スパイラル銀河の Step 0
Step 0(1 個)
スパイラル銀河の Step 1
Step 1(3 個)
スパイラル銀河の Step 2
Step 2(9 個)
スパイラル銀河の Step 3
Step 3(27 個)
スパイラル銀河の Step 4
Step 4(81 個)
スパイラル銀河の Step 5
Step 5(243 個)

概要

渦巻きの腕に沿って小さな渦巻きが並び、その小さな渦巻きの腕にもさらに小さな渦巻きが並ぶ、銀河のような図形です。1 つの大きな回転と、2 つの小さなコピーだけで作られています。

3 つの写像はすべて相似変換なので、モランの式から相似次元を計算でき、約 1.464 になります。ただし、コピーどうしが重ならないかどうか(開集合条件)は確認できていないため、このページでは理論値を載せていません。ボックスカウント法による推定値も約 1.46 で、相似次元に近い値です。

アフィン変換の係数

各写像は で、 はカオスゲームで選ぶ確率です。

写像abcdefp種類
f10.78-0.420.420.78000.88相似(0.886 倍)
f20.18000.180.2500.06相似(0.18 倍)
f3-0.18000.18-0.2500.06相似(0.18 倍)

次元

理論値—(文献で確認できる値がないため記載していません)
相似次元1.464(全ての写像が相似変換のため、モランの式 から計算)
ボックスカウント次元(推定値)1.456(100万点・1 辺 16〜512 分割、決定係数 R² = 1.0000)

部分像どうしが重なっている場合(開集合条件を満たさない場合)、相似次元は実際の次元より大きな値(上限)になります。

6 8 10 12 14 456789 1 辺 16 分割: 箱 106 個 1 辺 32 分割: 箱 287 個 1 辺 64 分割: 箱 779 個 1 辺 128 分割: 箱 2,211 個 1 辺 256 分割: 箱 5,984 個 1 辺 512 分割: 箱 16,246 個 log₂(1辺の分割数) log₂(箱の数) 傾き ≈ 1.456
ボックスカウントの結果(両対数グラフの元データ)
1 辺の分割数点を含む箱の数
16106
32287
64779
1282,211
2565,984
51216,246

次元の求め方は「フラクタル次元の求め方」で解説しています。

作り方

・ で作られた小さな渦が、 によって何度も回転・縮小されることで、渦の腕に沿って並びます。

関連する図形

出典・参考文献