六角クリスタル(Hexaflake)

六角クリスタルの完成図(カオスゲーム法で描画)

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ステップ 0〜5 の変化

完成図をちょうど囲む長方形(Step 0)に、7 個の写像をまとめて当てはめる操作(ハッチソン作用素 )を繰り返した図です。色は最初に当てはめた写像を表します。

六角クリスタルの Step 0
Step 0(1 個)
六角クリスタルの Step 1
Step 1(7 個)
六角クリスタルの Step 2
Step 2(49 個)
六角クリスタルの Step 3
Step 3(343 個)
六角クリスタルの Step 4
Step 4(2,401 個)
六角クリスタルの Step 5
Step 5(16,807 個)

概要

正六角形を、中央に 1 つ、その周りに 6 つの 1/3 の大きさの正六角形で置き換える操作を繰り返してできる図形で、英語ではヘキサフレーク(Hexaflake)と呼ばれます。6 回対称の、雪の結晶に似た形になります。

1/3 のコピー 7 個でできているので、次元は です。

アフィン変換の係数

各写像は で、 はカオスゲームで選ぶ確率です。

写像abcdefp種類
f10.3333000.3333000.1429相似(0.333 倍)
f20.3333000.33330.666700.1429相似(0.333 倍)
f30.3333000.33330.33330.57740.1429相似(0.333 倍)
f40.3333000.3333-0.33330.57740.1429相似(0.333 倍)
f50.3333000.3333-0.666700.1429相似(0.333 倍)
f60.3333000.3333-0.3333-0.57740.1429相似(0.333 倍)
f70.3333000.33330.3333-0.57740.1429相似(0.333 倍)

次元

理論値
相似次元1.771(全ての写像が相似変換のため、モランの式 から計算)
ボックスカウント次元(推定値)1.758(100万点・1 辺 16〜512 分割、決定係数 R² = 1.0000)

相似次元は、開集合条件を満たす場合にハウスドルフ次元と一致します。

6 8 10 12 14 16 18 456789 1 辺 16 分割: 箱 178 個 1 辺 32 分割: 箱 605 個 1 辺 64 分割: 箱 2,071 個 1 辺 128 分割: 箱 6,976 個 1 辺 256 分割: 箱 23,737 個 1 辺 512 分割: 箱 78,183 個 log₂(1辺の分割数) log₂(箱の数) 傾き ≈ 1.758
ボックスカウントの結果(両対数グラフの元データ)
1 辺の分割数点を含む箱の数
16178
32605
642,071
1286,976
25623,737
51278,183

次元の求め方は「フラクタル次元の求め方」で解説しています。

作り方

7 つの写像はどれも「1/3 に縮小する」だけで、1 つを中央に、6 つを中心から 2/3 の距離に 60° おきに置きます。繰り返すと、六角形の周りに六角形が並ぶ構造が、あらゆる大きさで現れます。

関連する図形

出典・参考文献