ペンタフレーク(Pentaflake)

ペンタフレークの完成図(カオスゲーム法で描画)

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ステップ 0〜5 の変化

完成図をちょうど囲む長方形(Step 0)に、6 個の写像をまとめて当てはめる操作(ハッチソン作用素 )を繰り返した図です。色は最初に当てはめた写像を表します。

ペンタフレークの Step 0
Step 0(1 個)
ペンタフレークの Step 1
Step 1(6 個)
ペンタフレークの Step 2
Step 2(36 個)
ペンタフレークの Step 3
Step 3(216 個)
ペンタフレークの Step 4
Step 4(1,296 個)
ペンタフレークの Step 5
Step 5(7,776 個)

概要

正五角形を、中央に 1 つ、その周りに 5 つの小さな正五角形で置き換える操作を繰り返してできる図形です。雪の結晶のような、5 回対称の形になります。

縮小率は で、黄金比 を使うと と表せます。6 個のコピーがこの縮小率でできているので、次元は です。

アフィン変換の係数

各写像は で、 はカオスゲームで選ぶ確率です。

写像abcdefp種類
f10.382000.382000.1667相似(0.382 倍)
f20.382000.3820.5878-0.1910.1667相似(0.382 倍)
f30.382000.3820.36330.50.1667相似(0.382 倍)
f40.382000.382-0.36330.50.1667相似(0.382 倍)
f50.382000.382-0.5878-0.1910.1667相似(0.382 倍)
f60.382000.3820-0.6180.1667相似(0.382 倍)

次元

理論値
相似次元1.862(全ての写像が相似変換のため、モランの式 から計算)
ボックスカウント次元(推定値)1.823(100万点・1 辺 16〜512 分割、決定係数 R² = 1.0000)

相似次元は、開集合条件を満たす場合にハウスドルフ次元と一致します。

6 8 10 12 14 16 18 456789 1 辺 16 分割: 箱 192 個 1 辺 32 分割: 箱 664 個 1 辺 64 分割: 箱 2,348 個 1 辺 128 分割: 箱 8,428 個 1 辺 256 分割: 箱 29,951 個 1 辺 512 分割: 箱 105,131 個 log₂(1辺の分割数) log₂(箱の数) 傾き ≈ 1.823
ボックスカウントの結果(両対数グラフの元データ)
1 辺の分割数点を含む箱の数
16192
32664
642,348
1288,428
25629,951
512105,131

次元の求め方は「フラクタル次元の求め方」で解説しています。

作り方

6 つの写像はどれも「約 0.382 倍に縮小する」だけで、1 つは中央に、残り 5 つは中心から等しい距離の 5 方向(72° おき)に置きます。回転はしません。

関連する図形

出典・参考文献